・オレンジの羽根募金って知ってる?児童養護施設のための募金活動。

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・オレンジの羽根募金って知ってる?児童養護施設のための募金活動。

小学生の頃、赤い色の羽根募金や緑色の羽根募金などがあったことを覚えていますか?

よく学校の入り口などで、生徒が募金箱を持って集めていたり、羽根を配ってもらって名札などにつけてた記憶があります。筆者は、いつの間にかその羽が名札から外れていたことを鮮明に覚えています。ずっと綺麗に付けている学友は、物を大切にするのが上手だなと感心したことも。筆者の住んでいた関西地区では、新学期が始まって間もない頃に行われていた気がします。

なんとなく子供の頃の記憶として懐かしいことは覚えていますが、実際にどういった意味があったのでしょうか。そしてつい最近耳にしたオレンジの色の羽根とは一体何でしょうか。

詳しく調べていきたいと思います。

赤い羽根と緑の羽根、その意味やちがいは?

ちなみに赤い色の羽根募金は、昭和の頃より市民の民間運動としてはじまり、現在では災害などによる補助や一人親の家庭、障がい者のためなど様々な用途で使われています。元々は戦争などによる生活困窮になった人たちを救うために始められたようです。今現在では、福祉などにも力を入れた取り組みを行っています。

https://www.akaihane.or.jp/

そして、緑の募金は、公益社団法人 国土緑化推進機構が中心となり企業や一般の方が集い、国内の災害による復旧や自然を守るための活動のためのものです。赤い羽根より少し後の昭和25年より発足されたようですが、どちらも古い歴史があります。

https://www.green.or.jp/bokin/

子どものころはあまりしっかりとした意味もわからず参加してたように思いますが、こうやって意義のあるものに参加していたんだなぁと改めて知ることは面白いですね。

赤い羽根も緑の羽根もどちらも社会づくりのための活動であることは、共通していますが発足や管理している団体が違うようですね。

 

(筆者があまりに無知なだけかもしれませんが・・・。)

では、オレンジの色の羽根は知っていますか?

オレンジの羽根共同募金というものがあります。ここ最近社会福祉関係について調べているうちに見つけたものです。

 

これは一般財団法人日本児童養護施設財団が立ち上げた募金機構のことです。

全国にある約600ヶ所の児童養護施設に対して行っているようですね。

赤や緑の募金の意味とはまた異なり、オレンジ色の羽根は「児童養護施設のために」を意味しています。

まだ最近、立ち上げたばかりのようなのでまだまだ認知度は低く、他の羽根募金より見かける機会は少ないかもしれません。

では実際にどういうことに使われているのか見ていきましょう。

サイトを見ているとこんな記事がありました。活動内容のうちの一つが取り上げられています。

https://japan-child-foundation.org/news/2664/

児童養護施設団体をボランティアでサポートしている団体に、援助を行っていることがわかります。

実際にボランティアをするにしても活動資金などが必要なことは当然。

そういった団体を支援することで、児童養護施設をサポートしているようですね。

実際にどういった団体が参加しているのか記事を読んでみると、社会福祉を勉強している学生サークルさんが子供たちに勉強を教えたり、料理教室を主催している方が子供たちのための料理教室を施設内で開いたりしているようです。みなさんからの活動報告には暖かなコメントも掲載されていました。

なかなか知ることのない現状をしっかり伝えてくれているので、興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。

個人からでもできる、オレンジの羽根募金

またこの活動を賛同して、オレンジの羽根の活動をはじめたい人に向けてのご紹介もありました。

まずは、SNSでの投稿です。

TwitterやInstagramで「日本児童養護施設財団」をフォローをしたり、投稿に#オレンジの羽根をつけるだけなので、誰でも参加できそうです。

他にも、募金箱の設置もしているみたいです。

なかなか街中で見かけることはないかもしれませんが、これから増えていくといいですね。

サポーター募集では金銭が発生することなくメールアドレスを登録しているだけで、情報が送られてくるようなので、最新の情報をチェックするのも、活動をよく知るためにはいいかもしれません。

寄付も募集しているようなので、できる範囲のことから活動に参加をしてみましょう。

https://orangehane.or.jp/forindividual/

最後に。オレンジの羽根を広めることで変わること。

まだまだ知られていないオレンジの羽根共同募金ですが、児童養護施設で過ごす子どもたちを支えることはより良い社会づくりの一環としても意味があると思います。

犯罪に巻き込まれない、一人でも多くの子どもたちが社会で活躍できる大人へと成長するために手助けすることはきっと希望のある未来へとつながるはず。

関心がないと決めつけず、一緒に明るい社会づくりのために考えていけると嬉しいです。