保育士や塾講師、将来子どもに関わる仕事がしてみたい!
将来の選択をするときに、子ども好きな人なら「子どもに関わる仕事がしたい」と漠然と思い浮かべたことはありませんか?今、これを読んでくださっている方の中には、現在教育学を学んでいたり心理学などを勉強されている学生さんもいるかもしれません。子どもに関わる仕事とはいっても選択は無限にあり悩んでいる人もいるのでは?また先のわからないこの時代の変化にも戸惑わない人も少なくはありません。
そんな現状を考えながら、将来の職業を考えることはとても足取りが重くなるようにも感じます。そんな状況ではあるかもしれませんが、このブログを読んでくださってる方が何か情報を得れたり、選択肢が増えればと思っています。
子どもに関する仕事ってなんだろう
例えば、学校の先生や幼稚園の先生、何か特技がある人ならインストラクターなど子どもに何か教える立場である教育関係の職業は身近にたくさん思い浮かべるものがあるかもしれません。実際、自身が子供の頃接していた大人を思い浮かべると身近に先生はたくさんいますよね。
それ以外にも写真館のスタッフやカメラマン、ベビーシッターなど子どもにまつわる職業は探してみるとたくさんあります。先生でなくとも学校経営に関わる事務職の方や食堂や用務員の方など結構たくさん関わっていましたよね。では、教育以外の関わり方には他にどういったものがあるのでしょうか。
福祉にも興味がある!
何かを教える教育の立場ではなく、福祉の観点から「安定した生活のお手伝い」をしたいと考える人も中にはいるのではないでしょうか。わかりやすい代表的な職業といえば、「保育士」さんなどがありますよね。忙しい両親に代わってまだ幼い子どもさんのお世話をしたり、現代社会にとってもとても大切な役割を果たしてくれている仕事だと思います。
それ以外に、「児童指導員」といった職業も、人材が必要なお仕事です。
あまり実情が分かりにくい児童指導員についてもっと詳しく調べたことをお伝えしていきたいと思います。
まず、児童指導員とは?
児童養護施設で子どもたちの養育を担う職業です。
まず、児童養護施設は、身寄りのない子どもたちが成人を迎えるまで生活を送る子どもたちにとっては、「家」になります。養護施設で働く指導員の皆さんは子どもたちにとっては「両親の代わりのようなかけがえのない存在」と言えるでしょう。学校の先生よりも身近で生活面でも一緒にいる時間が、多いことからもそのような関係性を築くのではないでしょうか。よくドラマなどでも、こういった児童養護施設で過ごす子どもたちが兄弟のように育ったり、両親の代わりの保護者的な存在の役柄が出てきますがそういった人たちは児童指導員が描かれている可能性が高そうです。
その他にも実際には、栄養士さんやまだ小さな子どもたちのお世話をする保育士さん、他にも事務員さんや心理療法担当職員など様々な職業の人たちで、児童養護施設は運営されています。
よく考えてみれば、複数の子どもたちが育つ場所であるので専門家が何人も必要になりますよね。なかなか考えなければ知られない事態なだけにぜひこの機会に覚えてもらたいです。
児童指導員になるためには どうすればいいの?
では、実際に児童指導員になるためにはどうすればいいのか下記をご覧ください。
①社会福祉士、精神保健福祉士の資格を有する。
②大学または大学院で、社会福祉学、心理学、教 育学、または社会学を履修して卒業する。
③小・中学校、高校等の教員免許を取得したうえ で、都道府県知事に適当と認められる。
④これらのほかにも、児童福祉事業経験者が児童指 導員になるルート等があります。
こちらの情報は、社会福祉法人 全国社会福祉協議会によりまとめられているものになります。(下記リンクあり)
http://www.zenyokyo.gr.jp/about/about-shigoto/
資格を保持しているか、それ以外にも教育学や社会学などを履修していることが必要になりますが、もともと子どもに関心があり勉強を行ってきた人であれば窓口は広いように感じますね。
また実際に働いている職員の方たちが作っている児童養護施設の寄付サイトにも様々な情報が載っていました。
寄付をすること以外にも現場の職員の声を知ることができます。
まだまだ実情が知りたい児童相談員について
将来を考えるときに、子どもに関わる仕事がしたい人に向けて、今回児童相談員の紹介をさせていただきました。実際になかなか実情を知られることが少なく職員がまだまだ不足している業界でもあります。これからますます社会の変化と共に職業や仕事も代わってくる時代だと言われていますが、子どもにとって児童相談員だったり「人」が関わることは必ず必要であり、社会や子どもたちから必要とされている職業です。ぜひこの機会に知ってもらい、例えばボランティアに参加するなど一度児童養護施設に興味を持っていただければ幸いです。